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入り身

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  小太刀の形 一本目(2022年5月7日) 太刀の形では、打太刀が「機を見て」(相手の気合が十分で、いかないと向こうがくると感じたとき)技を仕掛けます。 しかし、小太刀の形の場合は、「仕太刀が入り身になろうとするとき」に打太刀が技を仕掛けると説明されています。 長さが短い小太刀の場合、一刀一足の間合いからでは相手に届きません。 そこで、素早く相手の懐に入って自分に有利な間合いを作る必要があります。 このときの動作のことを「入り身」というそうです。 身を捨てて入り身になろうとする仕太刀と、そうはさせまいとする打太刀との刀の長短を超えた心の争いを生み出す小太刀の形の稽古は、更なる高みを目指すための道筋と言えそうです。 by t.masa