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剣道形と機

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  剣道形と機(2021年12月11日) 日本剣道形の解説書には「機を見て」という言葉が繰り返し登場します。(太刀の形 七本すべてに登場します) 「機」とは、物事の起こるきっかけ、きざしのこと。 柳生新陰流では、「機(気)をみる心」の養成に重点が置かれたといいます。 自分が置かれた状況を見据えて、退くことなく、いかにしてその場を切り抜けていくか。 剣道に限ったことではなく、人生においても同じことが言えそうです。 剣道は「人間形成の道」ですね! 戦国の世を命懸けで生きた流祖が会得した「形」を習うことで、剣の理法の奥にある武士の精神を感じることができたら、剣道形の稽古がより一層楽しくなりそうです😆 t.masa 参考文献:『剣道と「き」』大保木 輝雄(全日本剣道連盟ホームページ)